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【8.3大阪】うーん、神興行【G1 CLIMAX 29感想】

対戦カードが良いからそりゃ良い試合ばっかりの神興行になるよなあって

https://njpwworld.com/p/s_series_00523_25_1

 

○前哨戦の感想

タッグマッチのオーエンズ上手いよなあ…ロープ間抜けてのスライディングキック普通に声出てしまった…

 

○KENTAvsファレ

ファレのスクールボーイとかいう珍しいけど謎に説得力ある技。というかオーエンズ!!!

 

○ザックvsアーチャー

地味に楽しみにしてた鈴木軍対決。その期待通りの好試合でしたね。

アーチャーはホント器用ですよねえ…あの体で特に序盤ザックとグラウンドテクニックで張り合ってましたからね。また好きになっちまうぜ…

分かりやすいパワーvsテクニックという構図ではあるんですけどザックのテクニックというのは一癖も二癖も何癖もあるので凄い面白かったですよね。例の交通事故ムーブへの対応とかも新しい対抗策というか。

良い試合だったと思うんですけど欲を言えばもっと見たかったかな~でもやっぱり今大会の2人の調子の良さが見えた良い試合でした。

 

オスプレイvsEVIL

地味に噛み合うんじゃねえかな?って思ってましたけどいやはや噛み合うとかいうレベルじゃないくらい良い試合でしたね…これでセミ前…?贅沢か…?

パワーvsスピードという構図では一応あると思うんですけどオスプレイは勿論スピードだけじゃないし、EVILもパワーだけじゃないですもんね。特にオスプレイに匹敵するスピードというか。その瞬発力+ヘビー級のパワーがあるんだからそりゃつえーよっていう。

オスプレイも今まで見せてきたヘビー級相手でも自分の技をだせるパワーで攻めていきます。毎度のことながらオスプレイライガーボムは角度がエグい…

しかし最後はEVILのヘビー級の意地。タイガー&ドラゴンスープレックス2連発(ただでさえエグいのに今のオスプレイにこれはホント勝ちに行ってるよなあって)からのEVILでフィニッシュ。

オスプレイの名勝負製造機ぶりも勿論のことEVILも良い試合ばっかりするよなあって感じでしたね。序盤のイスのくだりのEVILかわいすぎないか?

 

○棚橋vs飯伏

昨年のG1の決勝カード。序盤は1つ前の試合を意識してるのかどうなのか、クラシカルな攻防。これでも良いわあ…ってなるのは棚橋さんの強みなのかなあ。初っ端から意地張り合いまくってるのも良きなんだけど。そこからの様々なバリエーションで見せるドラゴンスクリューのエグさ!これもエース!

飯伏も棚橋の低空ドロップキックをかわしてのフットスタンプからペースを握ります。つーか毎度のことながらこの技のシンプルなやばさやばい。踏んでるんだよなもう、腹を。

そこから飯伏のやべー技のたたみかけ!やり投げにスワンダイブ式ジャーマン!G1という場だからか仕掛けも早かったですね。しかしやり投げはホントやばい技だな…

そして棚橋のドラゴン張り手で飯伏のキレスイッチオン。このスイッチオンになる感じまさにプロレスの非現実感を味わえて良いですよね。好き。

そこからの張り合いがこれまた…痛みが伝わるのにどこか美しいというかなんというか…この2人の関係性がそうさせるのか…

今大会のスリングブレイドの決まり具合は全体的に素晴らしいんですけど今回のはなお凄かったですね。ガッツリ決まったというか。

最後は“神から受け継いだ”ボマイェからハイキック2連発からの“再び神を超える”カミゴェでフィニッシュ。個人的にMSGの時のカミゴェに匹敵するくらいの良い当たりしたカミゴェだと思います。

タナのバクステコメントもまた泣かせるというか…良いですね…ほんと

 

○オカダvsSANADA

メインはライバル対決。そろそろSANADAは勝たないとライバル?ってなっちゃうので期待はかかってましたよね。勿論G1の星取り的にもそろそろオカダに土をつけないとっていう。

この試合は終盤に良さが集約されてましたね。オカダが感情を出してSANADAを挑発してからかなあ。

バチバチのエルボー合戦も凄い良かったし、SANADAのタイガースープレックスのカッコよさ!石井がジュース戦で見せたタイガースープレックスといい個人的にこのG1でタイガースープレックスという技のカッコ良さを再確認してます。

オカダが正調レインメーカーにいこうとしますがSANADAのカウンターレインメーカー!なぜこうSANADAは掟破り系が綺麗にハマるのか…

そしてここからのSkull End地獄!こっからのハラハラ感たまんねえっす。この同じ技で攻めるしつこさもSANADAの強みなのかなあと。

しかしラウンディングボディプレスを剣山で返したり、体力めちゃくちゃ削られてるはずなのに相変わらず高い打点のドロップキックを放ったりと相変わらずオカダもスタミナお化けですよね。

最後はポップアップ式TKOから意地のラウンディングボディプレス2連発でSANADAはオカダにとうとう勝利を収めました。29分47秒。いやーすごい…割とマジで時間切れ引き分けだと思ったからな…

マイクアピールでも大阪のお客さんを沸かせたSANADA。いや流石にあのマイクは笑う。決め台詞はやっぱり重要というか…便利な決め台詞見つけましたよね。

ここから真の?ライバルストーリーの始まりって感じですかね。

 

いや~しかし今日もG1楽しみ!

こんな素晴らしい試合を沢山見せてくれる新日本プロレスが好きやで