【アーチャー・モクスリー編】G1 CLIMAX 29 個人的選手別ベストバウト
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○アーチャー編
G1 CLIMAX 29全出場選手で一番ブレイクしたんじゃないか説まであるアーチャー。少なくとも僕は一番ブレイクしたなあと思ってます。勝敗に関わらず唯々インパクトを日々残していく感じ。プロレスならではですよね。
結果としては3勝6敗と負け越しではありますが、ホントに結果関係なしのやべー闘いを見せてくれました。
そんなランス・アーチャーの個人的ベストバウトは…
7.6ダラス vsオスプレイ戦です！
https://njpwworld.com/p/s_series_00523_1_05
言ってしまえば全試合一定以上のインパクトを残してきた感ありますが、やっぱりこの試合で今大会のアーチャーはマジでやべーぞって見てる人がなったと思うんですよね。前シリーズのKIZUNA ROADでも十分インパクトを残してましたけど、多人数タッグとシングルでは違いますからね。
G1開幕戦、しかもアーチャーの地元での開催というのも良いですよね。やっぱりアーチャー自身の気概も違ったと思います。それが見た目にも表れてましたからね…赤髪モヒカンかっこよすぎる…入場してきた時のインパクトよ。やけに似合っててマジでかっこいいよなあ…
今年のNEW JAPAN CUPでオスプレイに負けている、リベンジの機会が自分の地元かつG1開幕戦ってのも熱い。階級としてはジュニアのオスプレイに2度も負けるのは流石にスーパーヘビー級の意地もあったんではないでしょうか。あの試合もすげー試合でしたけど負けず劣らず今回もすげー試合でしたね。
そしてやっぱり前よりアーチャーの狂気性が増してて、それに呼応するようにオスプレイのスーパーヒーローっぷりが増していたような気がするんですよね。会場がいつもと違う雰囲気ってのも相まってね。
雪崩式ブラックアウトやコーナーを駆け上がってのニー、そして何よりシングルでとうとう火を噴いたEBDクローと技のインパクトがもうね…このご時世、ただのアイアンクローっていう古典的な技で説得力を持たせるのホントに凄いっすよね。試合を重ねるごとにその説得力増してるからな…この試合だと特に相手がオスプレイっていう、現代のプロレスを体現しているようなレスラーだから特に際立ちましたよね。
G1で多大なインパクトを残したアーチャー。今後はどうなるのかなあ…US戦線とかに絡んだら面白そうだけどなあ。何にせよ内容だけでなくある程度結果も欲しい所…期待しています。楽しみです。
○モクスリー編
衝撃の初参戦を果たした6.5両国から約1か月、まさかG1に出てるとはな…
ヤングライオンの海野を引き連れG1を戦い抜いたジョン・モクスリー。荒々しさと確かなテクニック、そして元WWEスーパースターの名に違わぬ表現力でファンの眼を釘づけにしたG1だったと思います。少なくとも俺はもうモクスリーの虜よ。最高だったな…
戦績は開幕から怒涛の5連勝、これマジでモクスリーいくぞ…と思いましたがその後は4連敗と失速。残念ながら優勝決定戦進出はなりませんでした。しかし確実に新日本のリングにモクスリーという名を刻み込んでいきましたよね。
そんなジョン・モクスリーの個人的ベストバウトは…
7.19後楽園 vs石井戦です！
https://njpwworld.com/p/s_series_00523_11_09
この試合で一気にモクスリーのファンになったという人が増えたと思います。それくらい衝撃的だったというか…勿論石井というレスラーのスゴさというのは前提としてモクスリーの狂犬っぷりが新日本のリングでとうとう覚醒した試合って感じですよね。
本当にストリートファイトというか喧嘩というか…とにかくモクスリーのやりたいようにやってそれを石井が全て受け止めつつ思い切り返していって、それを受けてまたモクスリーが思いっきり返すっていう…もうヤバイやつ。
このまさに男と男、狂犬とピットブルのぶつかり合いを後楽園っていうところでやったのも良かったですよね。観客の熱をも吸収していって更に熱くなっていったというか。
試合後のマイクも言葉が伝わらないはずなのにその表現力だけで引き込ませるっていう、スーパースターってホントすげえんだなあって思わせるものでしたよね。
AEWとの兼ね合いもあり、今後どのくらい新日本のリングに上がるかどうか分かりませんがまた上がって欲しいですね。とりあえずジュースとのUS戦ですかね。個人的にG1でのジュース戦が6.5両国ほどうーーんって感じだったので次は楽しみにしてます（謎の上から）
とにもかくにもモクスリーにハマってしまったからまた見てえ！ってことですわ～～～
