【8.31ロンドン】最強vs最恐【Loyal Quest メイン感想】
思ったより配信されるの早くてびびった。流石やでぇ。
※この記事はメインイベント・IWGP戦の感想のみです
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1~5試合目の感想記事はこちら↓
6・7試合目の感想記事はこちら↓
○IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカvs鈴木みのる
このイギリスという地でいうとまさに「追い風」が吹いていたのはみのるの方だと思います。今回もそのイギリスでのみのる人気が入場時から凄い伝わりました。
風になれの大合唱、話には聞いてましたがマージでやばいっすね…想像以上の一体感というか…感動すら覚えるレベル。映像でこのくらい凄いんだから現地はもっとすごかったんだろうなあ。
オカダの入場時にも負けず劣らずの歓声。MSGの時も思いましたけど、海外のファンはホントに待ってました感が強いというか、本当に嬉しいってのが伝わってきますよね。
試合開始のゴングがなりますが両者組み合わず。じっくりとしたスタートでしたね。
一度グラウンドの攻防になるとやっぱりみのる優勢か。というか終始オカダが防戦一方な感がありましたね。じっくりねっとりみのるがオカダのスタミナを奪っていたというか。いくら相手が絶対王者・オカダといえど、プロレス王の前からしたら何も変わらないと言うべきか…終始みのるのペースだったような気がしました。というかあまり開けない引き出しを開けてた印象でしたね。
場外戦の後、みのるはリング上でイスに座る余裕も見せます。オカダもプランチャを見せますが、STFや鋭いキック、脇固めにスライディングキックとえげつない攻めを続けます。スライディングキック、顔面にしっかり入っててえげつねえ。
オカダも負けじとショットガンドロップキックからヘビーレインとつなげますが、やっぱり攻撃が続きません。まだ序盤~中盤くらいなのに結構きつそうに見えて、みのるの攻めがホントに効いてるんだなあと。
ダイビングエルボードロップは時間がかかりましたがしっかり命中。そのままレインメーカーポーズ、レインメーカーにいくのかなと思いましたが…なんとオカダからエルボー合戦に持ち込みます。この試合はとにかくエルボーが印象に残りまくりましたね。
みのるのエルボーへの反応も一発一発大きかったですね。その観客の反応も見てか、みのるのエルボーもいつもよりキレてた感ありましたし単純に量が多かった気がする。オカダもバンバン受けるんだよな…
みのるも手を後ろに組み、ノーガードでオカダのエルボーを受けまくる。かと思ったらオカダも手を後ろに組み受け…この2人の意地の張り合いたまんねえな?
エルボー合戦はみのるが打ち勝ち、首の後ろの方へのエグ過ぎるエルボー…からゴッチ式パイルドライバーの体勢へ。オカダもギリギリ耐えてリバースネックブリーカーを放ちます。
そしてこの試合何度目かわからないエルボーの打ち合い…座り込んで打ち合い、立ち上がって打ち合い。みのるが一本足頭突きなどで押しますが、オカダのドロップキックから掟破りとも言っていいでしょう、スリーパーホールド!がっちり入り、ダメージを与えていきますがなんと自ら解いてまたもやエルボーを放ちます。もうチャンピオンにこんだけ意地を張らせるみのるも凄すぎるな…
しかしみのるがここ一番で使うドロップキックで反撃!そこからスリーパーで捕獲します。オカダも必死にロープブレイクしますが、その腕を蹴り上げ再度スリーパーへ。ここら辺の一転集中のエグさは流石みのるよなあ…そして久々に見せた逆落としからグラウンドスリーパーでさらに締め上げます。
そのまま立ち上がりゴッチ式パイルドライバーを狙いますが、オカダのショートレンジレインメーカー炸裂!いや君さっきまでスリーパーでめちゃくちゃ体力削られてなかったか…???相変わらずのスタミナお化けっぷり…手を離さずにもう1発!
そのまま正調レインメーカーを狙いますがみのるはバックエルボーで逃れます。ならばとローリング式レインメーカーを狙いますが、みのるの張り手炸裂!そのまま張り手とボディーブローの連打連打…張り手を特に顔にガンガン当ててそのままスリーパーで捕獲。そのままゴッチ式パイルドライバーを狙いますが、オカダは足を掴んで必死にディフェンスします。
ここら辺から少しオカダにブーイングが飛び始めるのが、ファンのみのる勝ってくれという強い気持ちの表れなのかなあと。しかしオカダはそこから後頭部で打点が高いドロップキック、ロープに振ってまたまた打点が高すぎるドロップキック!なんでこの終盤も終盤でこんな攻撃ができるんだ…おかしすぎる…
そこからお互いもうスタミナないはずなのにとんでもない読みあい。みのるが8.12でも見せたミスティカ式スリーパーを狙いますが、同じ手は2度も喰らわないかオカダは旋回式ツームストンで返し、そのままレインメーカー!33分の激闘は王者・オカダの勝利防衛で幕を閉じました…
なんというか、終始2人が楽しそうだった気がするんですよね。それが凄く感じたというか。みのるもオカダも、お互いこの相手だからこそっていういつもとは違う気持ちがあったのかなあ、と思いました。
次の挑戦者はG1でとうとうオカダに初勝利を果たしたSANADA。なんと今年4度目のシングルとなります。今回はどんな試合を見せてくれるんでしょうか…単純に楽しみです。リマッチの間隔が早いからこそマンネリではない進化みたいなのが見たいっすね。