【8.31ロンドン】エースは再び蘇る【Loyal Quest 6・7試合目の感想】
※この記事は第6・7試合目の感想記事です
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第1~5試合目の感想記事はこちら↓
○第6試合 NEVER無差別級選手権試合 石井vsKENTA
この試合に関しては色々と情報・推測・感想諸々見ていたので、観るのが怖かった節はあったんですが…なーるほどなーって感じだ。
思ってたより分かりやすく…でしたね。まあ自分はそこら辺の真偽は分かりませんが…
でも個人的にはそのタイミング以前の試合展開、それは思ったより良かったと思います。バレットクラブ入りしてある意味観やすくなったというのはやっぱり個人的には大きいですし、蹴りもG1より重かったような?棚橋との試合もそうでしたが、今回の石井といいやっぱり受けまくる選手と相性良いよなあと。意地の張り合い・エルボー合戦も良かったですし…だから尚更な~~~~って感じだなあ。
KENTAにとって今後を占う重要な試合だったことは確かで、それがこういう感じってなるとこの先さらに逆風が吹くだろうなあ…特にNEVERを獲って「しまった」というのもな…キビシイナ
○第7試合 ブリティッシュヘビー級選手権試合 ザックvs棚橋
地元凱旋となった王者・ザック。棚橋は敵地乗り込む格好になるのかなあと思ったけど、入場曲がなって大歓声・GO ACEコールとアウェー感はそこまで感じませんでした。海外だと起こるザックの例のチャントはやっぱりホーム感強いなーと思ったけど。
ザックの白コスチュームかっこいいですよね。紳士感がさらに増すというか…まあ技のエグさがその分凄くなりそうな感もバリバリ感じるんだけど。とにかくやっぱりザックにとっても重要な試合、大一番なんだなあとコスチュームから伝わりました。
序盤から予想はしていましたが緊張感のあるグラウンドの攻防が続きます。ザックとSANADAのグラウンドの攻防とはまた違った雰囲気を個人的に感じるんですよね。ザックと棚橋のグラウンドの攻防って。なんというかさらにクラシカルというか良い意味で古いというか。インディアンデスロックのブリッジの攻防とか、なぜだか分からないですけどたまらないですよね。派手じゃないんだけどカッコよく見えるんだよなあ…
10分前後で少し試合が動いたかな?もはやこの2人のお馴染みとなったコブラツイストの掛け合い、そして丸め込みの応酬。今試合は特に丸め込みが両者ともに多かった気がします。その分スリリングでしたね。
ザックの卍固めはいつも通りきついしえぐい。ですがいつもより早めに棚橋もロープエスケープしたように見えました。そして棚橋のツイストアンドシャウトのキレよ…この技のキレはホント平均して高いなあ。そのままスリングブレイドを決め、ハイフライフローを狙いますがザックは三角絞めで捕獲。ザックは上からの攻撃の捕獲の仕方もバリエーションに富んでて面白いよね。そのままガッツリ腕を決めていきます…MSGの悪夢が少しだけよぎりましたがしっかりロープエスケープ。
棚橋もグラウンド・ドラゴンスクリューで返していきます…というか今回のグラウンドドラスクいつもより滅茶苦茶エグく決まった気がする。棚橋も試合通じてしっかり足殺しを徹底してるんだなあと。テキサスクローバーホールドしっかり決められなかったから、グラウンドドラスクでガッツリ削るってのもあったのかなあ。
ザックのヨーロピアンクラッチがイギリス・ロンドンで炸裂しましたね。いつも通りキレイで良い技だよなあ…今回の入り方オシャレで好き。
終盤はお互い消耗しつつもヨーロピアンアッパーカット・エルボースマッシュの打ち合い、張り手の打ち合い。しかしザックは踏ん張りがあんまり効いてなかった印象でした。その分棚橋のが打撃のダメージは多く与えられてたのかなあ。今試合2回目のスリングブレイドをカウンター気味で決め、これまた綺麗なドラゴンスープレックス!タナのドラゴンはいつ見ても綺麗だよなあ…というか関節で攻められていたにも関わらず、綺麗なブリッジできるのホントすごい。
フィニッシュはハイフライフローをしっかり決め3カウント。なんとザックの地元イギリスでブリティッシュヘビーのベルトを奪いました。単純にすげえ。何だかんだザック勝つんじゃないかなって思ってたからな…エースの底力を見くびってた。
9.15別府でリマッチが行われますがエースはベルトを守り、ブリティッシュヘビーのベルトと共に新しい道を進むことができるのか。ザックは大事なブリティッシュのベルトを取り返すことができるのか…楽しみですね。割とこの2人の試合は何回観ても飽きない節があるからリマッチもそこまで気にならないのだ。
というかブリティッシュヘビーのベルト、どんどん箔がつきまくっていくな…