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【10.7後楽園】“こっから”どうなるのか楽しみ【NEW JAPAN ROAD 感想】

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○NEVER無差別級6人タッグ戦

棚橋・本間・YOSHI-HASHIの3人が“チームこっから”として挑んだこの試合。まさにこの3人のこっからのために勝ってほしかったんですが…結果は王者組の防衛。現実厳しすぎないか??

 

試合自体は明るく楽しいプロレスって感じで良かったですね。実質ベビーフェイス同士のマッチアップということもあり、まさに「陽」のプロレスでした。棚橋弘至デビュー20周年記念試合って銘打たれてたのもデカかった。足押さえても小こけしは躱されるのか…(困惑そして躱される電動こけし

その中にも真壁・本間のGBH対決はやっぱり熱いし、ベルト初戴冠を狙うYOSHI-HASHIの気合いも見えて良かったです。真壁のお仕置きナックルをもやらせずにパワーボムに持ってくのは最高に気合いだよなあ。

 

終盤はタナと本間のWこけしだったりでチームこっからのペースに持ってきましたが、こけしとハイフライフロー2つとも止められたのはでかかったなあ。最後はまさに一瞬、634+急所打ちからの袈裟切りチョップからの丸め込みでフィニッシュ。もはや芸術的なフィニッシュですねホント。

惜しくも負けてしまったチームこっから。特に棚橋は東京ドームまでの道程がさらに厳しいものになってしまいました。しかしそこはチームこっから。こっからまだまだ諦めずに、エースの底力を見せてくれることを期待しましょう。まだまだ色々な道もあると思いますからね。

 

○ライガーとみのるの抗争はどのように終わりを迎えるのか

両国決戦前最後の試合となった今回。最後の最後までこの2人は激しかったですね…火を燃やすだけ燃やした感じだ。

みのるのイスのしばきあいを受け、なんとそのままレフェリーに暴行。鬼神ライガーも勿論恐怖だったんですが、普通の獣神サンダー・ライガーの状態でこういう風なことするのはもっと恐怖ですよね。更にリアルな恐怖感というか。

そして試合後のマイクでみのるがなんと「山田」の名前を出す…!やっぱりみのるの求めてるものはそういうことなんだろうか。鬼神ライガーまで出したらそこまで行ける可能性も0とは言い切れないからな…

返す刀でライガーも「両国はプロレスじゃない、殺し合いだ」「鈴木の首をとってくる」…もうどう終わるんだこの抗争は…ホントここまでくると心配まで出てくる。両国の2人の試合は観る方もある程度の覚悟を持たないといけないのかもしれません。

しかし「有田と週刊プロレスと」のライガー回はタイミングばっちりだったな…まさかの「山田」発言が繋がったからな…あとタイガーのコンディションめっちゃ良いな??

 

○その他

地味に楽しみにしてた鷹木vsヘナーレ。良い試合だったんですけど、思ったより鷹木との差が見えたかなーって思いましたね。終始鷹木の余裕だったり冷静さが伊達にキャリア重ねてないよなあって。海野とのシングルの時も思いましたけど、こういう若手とのシングルの時の鷹木なんか良いよね。合うというか。

ヘナーレも打撃だったり良いとこはあったんですけどね。特にやっぱりカウンターのランペイジは良い!個人的にめっちゃ好き。ホントもう少しなんだよな…あと何かピースがハマれば来ると思うんだけど…

 

メインのタッグマッチはもう四者四様、気持ちの強さが出てて凄かった。前哨戦とか置いといて、そもそもタッグマッチとして素晴らしいんだよな。

EVILの締めもSANADA並にどんどん完成度上がってるの好き。

 

最後に1つ。相変わらずDOUKIのMX受けはキレイ。