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【11.16藤沢】第三世代の意地とヘナーレの新コスとYOSHI-HASHI締め【WORLD TAG LEAGUE 2019 感想】

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出典:新日本プロレス公式サイト

タイトルは割とテキトーですよ

 https://njpwworld.com/p/s_series_00535_1_1

 

○石井・YOSHI組vsザック・タイチ組

個人的推しタッグの内の1チームであるザック・タイチ組。蹴りとサブミッションっていうバラバラのファイトスタイルなんだけど、何やかんや良いタッグな感じ良いですよね。あと今回で思ったのはそういやザックもキックは武器の1つだったねってアレ。

まあ実況解説でも言っていた通り違うタイプの蹴り、ですがだからこそ良いとも言えますよね。ザックのPKからタイチのバズソーは熱い。

石井の左膝のテーピングを見るや否やしっかりそこを攻め込むザック。かつ右肘を攻め込み、タイチもそこをしっかりと攻め込む。こういう攻めの一貫性がしっかりしてるのも流石鈴木軍タッグって感じですよね。ザックが場外から足をすくってからのタイチ式外道クラッチは今大会光りそうな感じしたぞ。

 

CHAOSタッグは左膝の調子が悪そうな石井が主に攻め込まれるきつい展開。というか調子があまり良くなさそうなのにいつも通りガンガン受けまくる石井がもはやクレイジーだ…

そしてやっぱりタイチと石井の絡みは熱すぎる、最高。しかしタッグマッチだと試合的にはこの熱さも悪い方向に行きがちでもある。ザックのサブミッションでのサポートも光りましたが…終盤YOSHI-HASHIのサポートが光る!石井をサブミッションで捕獲していたザックにバッククラッカーで分断、そしてタイチにKUMAGOROSHI!

そこから石井がスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターを決めて見事勝利を収めました。

マイクでも今回はしっかり締めたYOSHI-HASHI。物事を一瞬で変えられるかどうかはこれからにかかっています。石井の膝の調子次第ではありますが、もっとYOSHI-HASHIがガンガン出てもいいかも?

ザック・タイチ組もまだまだこれから頑張ってほしいぜ。

 

○棚橋・ヘナーレ組vsG・B・H

とうとう復活を果たした真壁本間のGBH。心なしかいつもより本間の動きが良かったように思えました。ブレーンバスターもいつもより高さありましたし。やっぱり真壁とのタッグ、GBHってものは本間にとってでかいんだなあって。

しかし相手する棚橋・ヘナーレ組。特にヘナーレが良かったですよね。入場時からタナに合わせてかガウンを着ての入場、このガウンも良かったですし新コスチュームもかっこいい。動きも相手がリスペクトする真壁と本間ってこともあってか良かったなあ。雪崩式サモアンドロップという大技もだしましたし。

またタナとのタッグワークも思ったより良かったような。ダブルボストンクラブも2人の筋肉が目立つ感じで似合ってたし、水面蹴りとスリングブレイドの合体技は精度を上げていけばもっと良い武器になりそうな感じがしました。フィニッシュのハイフライフローは安定感抜群。タッグで直接ピンを取ったわけじゃないですが、ヘナーレがGBHに勝ったという結果は残りました。このリーグ戦でヘナーレが覚醒するかもしれません…楽しみだな?

 

○みのる・アーチャー組vsファレ・オーエンズ組

個人的推しタッグの内の1チームであるみのる・アーチャー組。風になれ入場からのゴング前奇襲でもう最高ですよ。想像はしてたけどどこも勝てないでしょこんなん…ファレ・オーエンズ組も割と応援してるんですけど(まあブログ名を確認していただけたらね)今回は相手が悪かった感ある。オーエンズが受けすぎちゃったんかなあ…反撃のスピード感は流石だったんだけども。ファレとアーチャーの大怪獣バトルリターンズも良かったけども。

みのるのサポート付きカークラッシュ!もインパクト抜群でしたし、頭叩き付けEBDクローの説得力よ…最高かよ…退場時にまーた子供にトラウマ作ってて草。

 

○永田・中西組vsKENTA・裕二郎組

永田とKENTAのヒリヒリ感良いっすね…シングルでもっとじっくり見たい感じあります。そして野人・中西の存在感!正直動きが良いって訳じゃないんですけど、そんなことどうでもよくなるくらいの身体の出来上がり具合ね。そりゃ指も食うし2人まとめて投げるしスピアーの重さはやべーよっていう。アルゼンチンバックブリーカーが出れば盛り上がりますし、やっぱり第三世代は凄いよなあ。

最後はピンプジュースで敗れてしまいましたが、まだまだやれるってとこを今後も見たいですね。

KENTA・裕二郎組もなかなか良いタッグっぽい。バレクラで日本人タッグってだけで目を引くから今後にも期待がかかりますよね。

 

○テンコジvs鷹木・テリブレ組

重複しますが第三世代、テンコジはやっぱ良いなあ。正直勝てると思わなかったもんね。特にコジとしては鷹木とテリブレそれぞれへのリベンジを果たした格好になりましたね。

というかやっぱり第三世代の中ではコジのコンディションがずば抜けてる気がする。肉体的にもそうですし動きも全然良いですからね。それに呼応するように天山もタッグだとまだまだ行けるって感じもしました。テンコジカッターもしっかり決めましたしね。フィニッシュのカウンターで放った一撃必殺ラリアットの説得力は流石コジって感じで良かったですねえ。

鷹木・テリブレ組としてはやっぱりタッグとしての完成度で負けた感じでしたかねえ。まあそこら辺はこれからって感じですよね。現時点でも思ってたよりタッグワーク良かったし。ダブルナックルとかも見せてましたしね。

鷹木はなんか楽しそうだったというかホント良くしゃべるわ…掟破りのモンゴリアンチョップ(しかし手はグー)だったりいっちゃうぞ雪崩式ブレーンバスターなど、研究というか経験値がやっぱりダテじゃねえなあって印象でした。

あとテリブレは相変わらず怖い(直球)。テリブレのナックルの打ち方めちゃくちゃ好きなんですけど分かる人いませんかねえ…

 

○矢野・カバナ組vsコブ・マイキー組

個人的推しタッグの内の1チーム、矢野&カバナ。ゴング前から面白いのずるいな…というかカバナは何を宣伝してるんだ…?(ちゃんとした?絵本らしい)

なんかもう想像通りずっと矢野・カバナの世界観だったな…この世界観をぶち壊せるチームは居るのか…?

その中でもやっぱりカバナの確かな実力が垣間見えましたね。華麗なヘッドシザースホイップに2人相手にラ・ブファドーラよ。アクロバティックな動きも出来るの多彩過ぎかよ…

なお試合は負けた模様。まあ試合に負けて勝負に勝ったと思えば…?

 

○ジュース・フィンレー組vs後藤・カール組

ジュース・フィンレー組もといフィンジュースも全然優勝狙えるタッグですからね。フィンレーも復帰明けですがタッグワークの良さは健在。しっかり合体攻撃も決めつつ、最後は旋回式Prima Nocta…ではなくACID DROPで3カウントを取りました。

テーピングはしていなかったものの左肩を気にする素振りは見せていたフィンレー。左肩の調子とスタミナがどれだけこの長いリーグ戦でもつか…ジュースもしっかりサポートしていきたい所ですね。

そして惜しくも敗れてしまった後藤・カール組ですが、思ってたよりコンビネーションが良かったというか。合体技も決めてましたしね。どうしても攻め込まれてしまうカールですが、得意のスパインバスターからの逆片エビもしっかり決めてましたし調子は良さそうですね。この長いリーグ戦でまた一皮むけたい所です。