【11.28後楽園】SANADA・ザック・EVIL・タイチそれぞれの個性【WORLD TAG LEAGUE 2019 感想】
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○EVIL・SANADA組vsザック・タイチ組
昨年はザック・タイチ組が勝利しているこのカード。EVIL・SANADA組からしたらリベンジしたい所でしょうし、ザック・タイチ組からしてももう本当に負けられない戦いでした。そういうのもあって4人それぞれの個性が爆発した凄い良い試合でしたね…
特にSANADA・ザック、EVIL・タイチのそれぞれマッチアップが良かったですよね。まあSANADA・ザックはもう安定の攻防ですが…今回も初っ端の絡みから最高だったんだよなあ。
EVIL・タイチも何だかんだお互いバチバチやり合う感じだから噛み合うんだよな。そこにタイチがEVILの例のソバットを掟破りで放ったりで緩急がつくからまた面白い。
中盤から終盤はもう特に4人は入り混じるタッグらしい展開。それでも4人それぞれキャラ立ってるのがホント好き。最後はマジックキラー2連発などで押し込んで、SANADAがラウンディングボディプレスでザックから3カウントを奪いました。ブリティッシュヘビーを争っての抗争とかになんねえかなあ。
にしてもやっぱりここぞのタッグワークの速さが勝敗を分けた感じ有りますよね。やっぱりロスインゴの連携の速さは凄いわ。ザック・タイチ組と比べたらそこの差がやっぱり多少大きかったんかなあ。
しかしSANADAのマイクはもうただのエースですわ…S A N A D A デ ー
個人的にザック・タイチ組は推してたチームだったのでここまで負けが先行するとは思わなかったなあ。シンプルに残念な感情は少なからずある。やはりタッグは勝手が違うのだろうか…いやそりゃそうだろうけど…
○コブ・マイキー組vsG.o.D
リーグ戦通して個人的にキテるコブ・マイキー組。この試合もコブがG1で内藤に出した変形F5もといF-5000を出すなどタッグ王者組を追い込みましたが…やはりG.o.Dは強いんだなあって。
終始自分たちのペースで試合を進め、終盤勝負所と見るや邪道の竹刀から金的、そしてタンガの新フィニッシュホールド・OJKでタップを奪う。盤石としか言いようがねえぜ…
○ヘナーレースvs鷹木・テリブレ組
ヘナーレと鷹木は勿論楽しみでしたが、地味に棚橋と鷹木っていう新鮮なマッチアップも楽しめそうなこの試合。個人的には想像以上に良い試合になりましたね…
まずタナと鷹木は意外と噛み合ってましたね。スピードとテクニックが合わさった攻防で凄い良かったですよねえ。
そしてやっぱり鷹木とヘナーレですよ。もうこの2人手合い過ぎるわホント。終盤はもうタッグマッチとは言えこの2人の試合って感じでしたもんね。
ヘナーレースも合体スリングブレイドをこれまでで一番綺麗(個人的感想)に決めたり、ヘナーレも強烈なパンピングボンバーを耐えるなど奮闘したんですが、あえなくラスト・オブ・ザ・ドラゴンで敗北。でもこの試合でまた更にヘナーレ成長しましたよねえ、それくらい凄い試合だった。
○G・B・Hvsみのる・アーチャー組
毎度のことですけど、みのる・アーチャー組が 強 す ぎ る。容赦がなくてもう最高。G・B・H、特に本間も奮戦したんですけどね…差が流石に開いてたかなあ。
○テンコジvsKENTA・裕二郎組
テンコジっていう言ってしまえばスーパーベビーフェイスなタッグを相手にしてるからこそ、KENTAが凄い輝いてた感ありましたね。相手が輝けば輝くほど、それを反射してKENTAも凄い輝いて見えるというか。コンディション良くなってきたってのもでかいんだろうけどね。
コジが特にKENTA相手に奮闘、ブサイクへの膝蹴りをもろに喰らってしまうも延髄ラリアットを出すなど粘りましたよね。しかし最後は剛腕ラリアットを三角絞めで捕獲され、そのままGAME OVERへ移行され無念のタップアウト。終わってみればバレクラ側のペースだったんかなあとか。
そして試合後にはとうとう後藤の方から強襲!まだ第3試合目なのにしっかり来て、GTRをしっかり決めて帰ってきました。いやあこれは泥沼だぞお面白くなりそうだぞ。いやもうすでに面白いんだけど。
○永田・中西組vsファレ・オーエンズ組
永田とファレの関係性がありますが、もうそういうのはほとんど関係ない戦いって感じでしたね。のらりくらりとヒール殺法で試合を進め、最後は中西がファレになんとアルゼンチンバックブリーカーを掛けることに成功するもオーエンズの素早いカットからファレの横入式エビ固めで3カウント。G1のテクニシャンファレ、再臨。
永田・中西組は厳しいなあ…
○後藤・カール組vs矢野・カバナ組
一応同門対決ではある。しかしトモダチもクソもYTRの前には無なのだ…いやまあ勝手に矢野がトモダチ!とか言ってただけなんだけど。
相変わらず動きの良いカールでしたが、相手は世界を股にかける曲者タッグ。しっかりコーナーパットでぶん殴られてからのスーパーマンで3カウント。まあこういうのへの耐性なんて今の時点でありゃしないしな…しょうがないよな…
○第6試合について雑に
とうとう本格的に始まった1.4東京ドーム、オカダvs飯伏の前哨戦。
というのはまず置いといて、上村くんまた身体でっかくなった???そして相変わらず良い動き!!上村最高やな…3カウントを取られてはしまいましたが、終盤の執念丸め込みラッシュも流石のキレでしたよね。
そして上村に負けていられない辻。やっぱり持ち味はパワーですよね。それを見せてくれましたし、バクステでは「来年のWTLは棚橋さんと出場する」っていう目標をぶち上げましたからね。本当に期待しています。今回のに出たかっただろうからなあ…
そしてオカダ飯伏の前哨戦。まあまだ実質1発目ですしこれからってとこですよね。それでもヘッドロックでしっかり締め上げるオカダだったり、初っ端からドロップキックを出し、試合後の心理戦がマジで何したいかわからないただのやべーやつな飯伏っていう対比(?)が良いですね。いやホント飯伏は何考えてるかわからんな…勿論それがめちゃくちゃ魅力なんだけどな。やべーやつ感最高に好き。