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【11.18後楽園】プロレスの幅の広さを改めて実感【WORLD TAG LEAGUE 2019 感想】

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出典:新日本プロレス公式サイト

https://njpwworld.com/p/s_series_00535_3_1

https://njpwworld.com/p/s_series_00535_3_bs

 

○フィンジュースvsザック・タイチ組

初っ端からダブルドロップキックにダブルプランチャ、ダブルフェイスクラッシャーを見せるなど流石の勢いのフィンジュース。フィンレーとザックのサブミッションの攻防も中々に面白かったですがやっぱりフィンレーの左肩が不安。ザック相手だと尚更ね…案の定ザック、そしてタイチも左肩を攻めていきます。

 

ザックとのマッチアップだと特にジュースのパワーが際立ちますね。やっぱりジュースってパワーあるよなあ。

フィンレーのアイリッシュカースが変な所に入ってしまったタイチですが、上手くジュースのキャノンボールを誤爆させます。こういうとこのタイチの上手さよ。そしてタイチの聖帝十字稜とザックの三角締めの競演。ジュースがパワーでなんとかしましたが、左肩を痛めているフィンレーに聖帝十字稜はきっつい。

 

今日のタイチは特に顔面蹴りの調子が良かったですね。試合の良いタイミングで的確に決めてた印象。

フィンレーとタイチの面白い丸め込み合戦があり、最後は天翔ザックドライバーでジュースを分断した後フィンレーにザックメフィスト!ザック・タイチ組が勝利しました。

 

フィンレーを軸にしっかり攻め込んだザック・タイチ組が上手でしたかね。フィンレーも結構頑張ったんですけどね、やっぱり怪我がね。そこら辺のタッグワークもフィンジュースならこのリーグ戦中に上手いことしてくれると思います。

ザックの畳みかけるマイクの後に、ちゃんと来てくれたのぶおじ弄りもしつつのタイチ締め。マイクももう安定感があるわ。

バックステージでも星取表コント。タ イ チ ル ー ペ ちゃんとコントに展開有るの面白すぎるでしょ…

 

○石井・YOSHI-HASHIvs鷹木・テリブレ組

石井と鷹木は熱すぎますね。打撃の読み合いとかG1の時より進化してましたし、この2人のシングルまた見たいって思いましたね。

ロスインゴ組は初めて見せる合体技もあり、どんどんタッグとしての魅力が増してきましたよね。2人の動物的感覚の波長が合ってきたと言うべきか。テリブレ自身も得意のパワーボムをとうとう出しましたし、3連敗したとはいえ今後も目が離せないタッグチームです。個人的にテリブレのあの感じが結構好きってのもある。

 

コンビネーションでいうとやっぱり石井・YOSHI-HASHIの方が流石に上だった印象。特に終盤の畳みかけは圧巻ですよねえ。YOSHI-HASHIの方の具合も良くなってきたみたいですし、開幕3連勝。あと12試合あるとはいえ優勝候補筆頭なんじゃないでしょうか。

 

○KENTA・裕二郎組vsファレ・オーエンズ組

実況席にガッツリオーエンズグッズを身に付けたただのファンと化したミラノさんがいましたが、BULLET CLUB同門対決。しかし前日の鈴木軍同門対決とはまた違う感じの試合でしたね。これはこれでプロレスの幅の広さだなあって感じで個人的には好き。

 

まずバレクラのテーマで全員同じコーナーから入場してくる時点で笑う。そしてゴングが鳴ってもピーターさんの色仕掛けもありつつの化かし合い…というか基本オーエンズが悪いというか一番勝ちに貪欲だったような。なおGAME OVERを決められた瞬間即タップした模様。

 

そしてKENTAでしたが第1試合終了後の後藤に襲撃は驚きましたねえ…WTL中にこういうまた違うストーリーを作り出すのは流石KENTAというか。働きが凄い。あとミラノさんのちゃんと試合する気なかったから襲撃も出来たっていうのはなるほどなあって思いました。何というかKENTAって良くも悪くもバレクラを利用するのが上手いですよね。反旗を翻す、もしくは翻されるのも時間の問題かも…?

そして#HIRO爆誕。YOSHI-HASHI弄りも忘れないのすこ。あと裕二郎の例にバックステージコメントについて言及するのも流石で笑う。

 

○矢野・カバナ組vsみのる・アーチャー組

ゴング前の奇襲から場外戦と基本鈴木軍ペースだったこの試合。みのるとカバナの絡みが新鮮すぎて面白い。

そしてアーチャーと試合をしたくないYTRに無理やりタップするカバナ。コーナーパットが効かないのは面白すぎるんだよなあ…

アーチャーがブラックアウトを矢野に決めますが、最近よくやるわざとカウントを取らないでEBDを狙いますがここでカバナのカット!そしてフィニッシュはカバナのクロスボディをキャッチしたアーチャーに金的からの丸め込みとかいうもはや芸術。反則とかいうのを超越した説得力よ…丸め込みフィニッシュにタッグだからこそのバリエーションが増えてて良いですよね。

 

○テンコジvsヘナーレース

テンコジの会場の空気を持ってく力、そしてエースの会場の空気を読む力、どっちもすげーなあって。モンゴリアンエアギターすこ。

ヘナーレのマシンガンチョップも中々に威力ありそうでしたね…しかしやられた直後に本家のマシンガンからいっちゃうぞエルボー2日連続ヒット!最近当たるなあ。

テンコジカッターの決まり具合も良い、しかしヘナーレも踏ん張って合体スリングブレイドで返す!しかしサポーターを外さず、突然のカウンター剛腕ラリアット一閃!!この説得力は随一ですわ…ヘナーレの受けも完璧だったな…昨日のパッケージドライバー受けもだったけど…

 

○永田・中西組vsコブ・マイキー組

ブルーとブルー。ガチムチとガチムチ。

コブにアルゼンチンバックブリーカーを掛けられる中西ホント凄いし、中西に完璧なツアー・オブ・ジ・アイランドを決められるコブもすげえ。

 

○G・B・Hvs後藤・カール組

カールと真壁の絡み良いっすねえ。というかカールの動きがホント良い。金のとれるドロップキックもそうですし、スパインバスターからの逆片エビも十分武器になるよなあ。隙を突いての丸め込みも良き。

しかし軍配が上がったのはG・B・H。距離があった分キングコング・ニーかなりエグく入りましたね…説得力。

 

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