気軽にパッケージドライバー

プロレスのことを色々と。

【10.7後楽園】“こっから”どうなるのか楽しみ【NEW JAPAN ROAD 感想】

https://njpwworld.com/p/s_series_00530_1_1

○NEVER無差別級6人タッグ戦

棚橋・本間・YOSHI-HASHIの3人が“チームこっから”として挑んだこの試合。まさにこの3人のこっからのために勝ってほしかったんですが…結果は王者組の防衛。現実厳しすぎないか??

 

試合自体は明るく楽しいプロレスって感じで良かったですね。実質ベビーフェイス同士のマッチアップということもあり、まさに「陽」のプロレスでした。棚橋弘至デビュー20周年記念試合って銘打たれてたのもデカかった。足押さえても小こけしは躱されるのか…(困惑そして躱される電動こけし

その中にも真壁・本間のGBH対決はやっぱり熱いし、ベルト初戴冠を狙うYOSHI-HASHIの気合いも見えて良かったです。真壁のお仕置きナックルをもやらせずにパワーボムに持ってくのは最高に気合いだよなあ。

 

終盤はタナと本間のWこけしだったりでチームこっからのペースに持ってきましたが、こけしとハイフライフロー2つとも止められたのはでかかったなあ。最後はまさに一瞬、634+急所打ちからの袈裟切りチョップからの丸め込みでフィニッシュ。もはや芸術的なフィニッシュですねホント。

惜しくも負けてしまったチームこっから。特に棚橋は東京ドームまでの道程がさらに厳しいものになってしまいました。しかしそこはチームこっから。こっからまだまだ諦めずに、エースの底力を見せてくれることを期待しましょう。まだまだ色々な道もあると思いますからね。

 

○ライガーとみのるの抗争はどのように終わりを迎えるのか

両国決戦前最後の試合となった今回。最後の最後までこの2人は激しかったですね…火を燃やすだけ燃やした感じだ。

みのるのイスのしばきあいを受け、なんとそのままレフェリーに暴行。鬼神ライガーも勿論恐怖だったんですが、普通の獣神サンダー・ライガーの状態でこういう風なことするのはもっと恐怖ですよね。更にリアルな恐怖感というか。

そして試合後のマイクでみのるがなんと「山田」の名前を出す…!やっぱりみのるの求めてるものはそういうことなんだろうか。鬼神ライガーまで出したらそこまで行ける可能性も0とは言い切れないからな…

返す刀でライガーも「両国はプロレスじゃない、殺し合いだ」「鈴木の首をとってくる」…もうどう終わるんだこの抗争は…ホントここまでくると心配まで出てくる。両国の2人の試合は観る方もある程度の覚悟を持たないといけないのかもしれません。

しかし「有田と週刊プロレスと」のライガー回はタイミングばっちりだったな…まさかの「山田」発言が繋がったからな…あとタイガーのコンディションめっちゃ良いな??

 

○その他

地味に楽しみにしてた鷹木vsヘナーレ。良い試合だったんですけど、思ったより鷹木との差が見えたかなーって思いましたね。終始鷹木の余裕だったり冷静さが伊達にキャリア重ねてないよなあって。海野とのシングルの時も思いましたけど、こういう若手とのシングルの時の鷹木なんか良いよね。合うというか。

ヘナーレも打撃だったり良いとこはあったんですけどね。特にやっぱりカウンターのランペイジは良い!個人的にめっちゃ好き。ホントもう少しなんだよな…あと何かピースがハマれば来ると思うんだけど…

 

メインのタッグマッチはもう四者四様、気持ちの強さが出てて凄かった。前哨戦とか置いといて、そもそもタッグマッチとして素晴らしいんだよな。

EVILの締めもSANADA並にどんどん完成度上がってるの好き。

 

最後に1つ。相変わらずDOUKIのMX受けはキレイ。

 

【NEW JAPAN ROAD】“チームこっから”の“こっから”【NEVER無差別級6人タッグ】

○直球すぎる名前割と好き

NEW JAPAN ROAD 10.4高岡で勝利した棚橋・本間・YOSHI-HASHI組が突如結成(?)を発表した、 “チームこっから”。一時期話が出ていた「逸材ボンバーズ」が形を色々変えて再び出て来た感があってちょっとワクワクしますよね。

 

「ここから」じゃなく「こっから」なのはタナの滑舌の問題だったり、距離感を縮めるためにお互いを下の名前、かつ愛称で呼ぶだったり面白い陽の雰囲気が出てて何か良いですね。ヒロ・トモ・ノブの昔のアイドル感。いや知らんけど。

 

実際こっから頑張らなきゃいけない3人なので、チーム名が合うんですよね。

タナは現在無冠の状態で東京ドームへ向けて、NEVER6人タッグのベルトを足掛かりに突き進まなきゃいけない。

本間は復帰してからイマイチ乗り切れない状況。段々コンディションは上がって来ていますが、ベルト戦線には正直入っていけない現状です。それを変えるためにこういうのは凄く良いですよね。現在のNEVER6人タッグ王者に真壁が居るってのも熱い。

YOSHI-HASHIは最近のベルトを獲るチャンスを逃し続けている現状、棚橋と本間の力を借りてNEVER6人タッグのベルトを獲り、ベルト戴冠歴無しっていう一種の呪いを解くのは凄く良いですよね。棚橋とは上述した逸材ボンバーズ関連で色々関係がありますからね。それを回収する意味でも良き。

 

NEVER6人タッグのベルトの存在価値をまた上げるためにも、この動きは良いと思います。チームこっから関連で「あーそういうベルトあったな?」ってなった人もある程度いると思うんですよね。

今の王者組も全然魅力的なチームだと思うんですけど、いかんせん今回は防衛戦の間隔が広かったですね…今回のチームこっからのような魅力的なチームを色々組んでもらって、良い意味で気軽に展開していって欲しさあります。流石にトップ戦線のレスラーは無理だと思いますが…第三世代チームだったり、前のG.o.D+ヒクレオとか凄い良かったと思うんだよなあ。違うベルトの前哨戦扱いになってたのも悪かったかも。他のベルトを持ちながら~とかだったら逆に良いと思うんですけどね。あー、でもそうなると脇に寄っちゃうか…?ちゃんと別物ってやればある程度の価値は出ると思うんだけどなあ。

 

とにかくチームこっからには単純に勝ってもらいたいですよね。まさしくこっから色々繋がりそうですし…せっかく面白そうな流れをすぐ切るのもね。

NEVER6人タッグ選手権試合、タグチジャパンvsチームこっからは明日(10.7)後楽園です。こっから新しい流れを作ることはできるのか…!?

GETSPORTS完全版 オカダ・カズチカ密着ドキュメンタリーを観たよ

https://njpwworld.com/p/o_original_0002_76

○恥ずかしながらこういうのやってたの後から知ったんだよな

「GETSPORTS完全版 誰も知らないオカダ・カズチカ G1クライマックス密着40日」が新日本プロレスワールドで配信されたので早速観ました。いやーありがたい…

 

素晴らしいドキュメンタリーだったので、詳しい内容はぜひ実際観てほしいんですが…やっぱりこういうドキュメンタリー系のを観ると毎回思うんですよ。プロレスラーってすげえって。今回も多分に漏れず凄いって思ったんですが、特に怪我とかそういうのと無縁だと勝手に思ってたオカダだったので特に強く思ったというか。

 

考えてみれば当たり前のことなんですけど、怪我してないプロレスラーなんて居ないよなあって思いましたね。特にオカダなんていつもコンディション良い、ってイメージが強いんで衝撃を受けましたね。それでも強くてカッコイイプロレスラーに見せるために日々戦い続けるってかっこよすぎるんだよな…

僕は特にプロレスには「非日常」を求めて観てる節があるので、そういった発言をオカダがしてて強く頷いてしまった。というかやっぱ膝なんだなあ…

 

ただの好青年のオカダも映ってたり、柴田との関係も取り上げてて凄くオカダ・カズチカ、ひいてはレスラー全員好きになる良いドキュメンタリーだったと思います。いやーホントこんなん見せられたらオカダめちゃくちゃ好きになっちまうよ…嫌いになる方がむずいよ…

 

10.14両国でSANADAとのIWGP戦が待ち構えているオカダ。勝つか負けるかは分かりませんが、素晴らしい試合を見せてくれると思います。強くてカッコイイプロレスラー・オカダ・カズチカのプロレスをこれからも楽しみにしたいと思います。

【雑記】ヒロムの復帰がSUPER Jr. TAG LEAGUE 2019に間に合わなかったとしたら

○BUSHIどうするんだ

ふと思ったんで雑に書いていくんですけど。どうなるんでしょ。

 

地味にあと12日に迫ったSUPER Jr. TAG LEAGUE 2019。そしてふと思ったヒロム復帰どうなるんだ問題。戦いたいと言っていた鬼神ライガーがもう降臨してしまったり、最高のライバルであるドラゴン・リーはゴタゴタしてたりとすでに追い風が吹いてしまってる現在。同じLos Ingobernables de Japónのメンバー・BUSHIもそこそこの追い風が吹いてるんじゃないか?と思ってしまったのです。

 

BOSJでは6勝3敗と好成績を収めるもイマイチ目立つことはできず。これまたロスインゴのメンバー・鷹木がBOSJで全勝のまま優勝決定戦進出というとてつもない結果を残し、そのままG1に出場。ヘビー級の中でも通用することを試合内容で示し、そのままヘビー級転向を宣言。ヒロムが欠場の中1人取り残された格好になってしまっています。

これでJTLにも出られないってなると…マジでやべーと思います。シングル戦線には正直どうも入っていくビジョンは見えないので、やっぱりタッグってなると思うのでそこでパートナーが居ないってなるとね。仮にも今年の1.4でジュニアタッグチャンピオンになった選手ですからね。まあそのパートナーがヘビー級転向してしまったんですけど…

 

2.3北海きたえーるでの素晴らしいジュニアタッグ選手権試合の相手でもある、デスペラードも復帰が決まった中BUSHIがこのイマイチ目立てていない位置にいるのも悲しいですよね。本隊ジュニアヘビーの層が薄い今、本隊に居たらどういう立ち位置になっていたんだろう…いやまあロスインゴに入ったからジュニアヘビー王者になれたってのもあるんだけど、今本隊に残ってたらまた変わってた気がする。そうしたら今度はヒロムのパートナー云々になってくるから難しい所ではあるんだけど。

 

イマイチ話がまとまりませんでしたが、果たしてヒロムの復帰時期はいつになるんでしょうか。そしてSUPER Jr. TAG LEAGUE 2019のBUSHIのパートナーはどうなるのか、そもそも出場できるのか。もう残された時間は少ないです。

【雑記】内藤哲也はどうやって東京ドームまで辿り着くのだろう

関連?記事↓

kigaru-pd7.hatenablog.com

 

○雑に考える その2

9.22神戸でまさかのジェイに敗北し、インターコンチを失った内藤。今の2冠の流れを作った張本人がここにきて一気に後退してしまうという…うーん、プロレスも現実は非情だ。

まあここで躓いたからといって簡単に諦めない内藤ではあると思うんですが…うーん、パッと思いつくジェイとのリマッチが一番可能性高いんだろうか。後藤が勝ってもG1で内藤が勝ってるし挑戦してもおかしくないし、まあどっちに転んでもなんとかなりそうではある。

 

でもやっぱ個人的にはタナの記事でも書いたけど、もうすぐジュニアタッグリーグ始まっちゃうっていうタイミングの悪さが気になるところ。というか棚橋の記事を書いた後に思いついたんだけど、いっそタッグ路線に突き進むのも面白いと思うんだけどなあ。特に内藤は鷹木がヘビー級に転向してパートナーになり得ますからね。このタッグならG.o.Dからベルト獲れるんじゃないか…?

そうなるとタナの方はパートナーっていうパートナーが居ないのが気になるところかあ。真壁…は矢野との復活GBHか。ジュース…はフィンレー待ってるだろうし。YOSHI-HASHI…は石井とのタッグが良い感じだしなあ。オカダ…!?

最近こういう妄想を楽しめるようになってきました。少しはプロレスファンらしくなってきたかな?

 

閑話休題。でもやっぱりこの2冠の流れを作った内藤には、またこの流れに乗ってほしいって気持ちはあります。ロスインゴ内でもSANADAとEVILがシングルで存在感を出している中、内藤にも負けてほしくないっすよね。

面白いのはSANADAとEVILは2冠の流れに乗らずに、IWGPヘビーだけを狙っているってとこですね。2人とも内藤に負けず劣らず「言葉」の力を使って存在感を示している中、内藤はこれからどう動くのか。要注目です。

 

余談:8.30アレナメヒコ CMLL中継 ゲスト解説タイチの回が過去一レベルで面白かったんでおすすめです。†サイヤ人ドライバー†

https://njpwworld.com/p/s_ac_128_6_01_extmx

【雑記】SANADAが週プロの表紙になったことでさらに高まる期待感

○その日まであと12日

本日発売の週刊プロレスの表紙はなんとSANADA。しかも特集もページの最初から約8ページとSANADAファンだけでなく、新日本ファンなら買って損はないモノとなっています。

詳しい内容は各自買って読んでもらいたいんですが、インタビューの内容が濃くて良かった。SANADA独自の独特な考えが知れて面白かったですね。

特に「オカダはカネ、棚橋は愛。そのなかでSANADAは希望だと思う」って言葉には惹きつけられるものがありましたね。この言葉が実際どのような意味なのか、チャンピオンになって見せてもらいたいって気持ちが湧いてくるというか。

 

勿論週プロはSANADAを表紙にすれば売上上がる、といった考えがあるからこういう風にしたと思うんですが、それすなわちSANADAには「これ」といった結果は出てないけど「数字」を持ってるという風になる気がするんですよね。これってすげーことのような気がしますよね。

それだけ王者・オカダの地位が高いってことにもつながるんでしょうけど、そのオカダとのライバル関係を作れたのは単純にでかいよなあって。勿論SANADA本人のプロレスラーとしてのポテンシャルが高いってのは前提としてね。

 

だからこそ、このライバル関係を際立たせる為にもここでガツンと大きい結果をださなくちゃいけない。それすなわちオカダからのベルト奪取ですわな。実際難しいことではありますが、こういった特集を組まれたりするなどで期待感が上がっていっているような気がするんですよね。アレこれ獲るんじゃね?っていうね。プロレス界の希望になるために、今まで敢えて多用してこなかった「言葉」という武器も使ってチャンピオンになろうとしているSANADA。運命の日まであと12日です。

【雑記】棚橋弘至はどうやって東京ドームまで辿り着くのだろう

○雑に考えてみる

アメリカ興行では内藤からピンフォール勝ちしたり、ロックンロール・エクスプレスとの融合で調子の上向きをしっかりアピールしている棚橋。しかし現在無冠であり、今後どういう動きをしていくのかはっきりとは見えてこない現実があります。

今後組まれているカードも「棚橋弘至デビュー20周年記念試合」と銘打たれていて、とてもめでたいことなんですがどうしても本線には絡みづらい状況です。すぐにジュニアタッグリーグ始まっちゃうし。

昨年の1.4メインイベンターといえど現実は厳しい…しかし逆に考えれば好き勝手に動ける位置とも言えますよね。自分勝手なエースが派手に好き勝手動くって考えると…?更に2冠争いが混沌と化しそうだな…?

しかも今年は1.4・1.5と連続での東京ドーム興行。存分に目立ってやろうとするエースほど怖いものはない…ような気がするようなしないような?

 

1つパッと思いついたのは…10.14両国での権利証争奪戦。ここでEVILがジンクスを破り勝利を収めると…?G1ではタナが勝ってますね。おやおや~~????

でもこうなるとEVILの†ダークネスパワー†が高まりすぎて手付けられないよなっていうのが懸念点。ファンの支持率も急上昇するだろうし、そのままの勢いで東京ドームまで突っ走りそうですよね。

というかSANADAがオカダに勝ってもタナは挑戦しようと思えば挑戦できるのか。ほーん…?いやでもなあ…非現実的ではあるけども…ワンチャン…?

 

となると無理矢理オカダ・飯伏に挑戦ってなるのかなあ。流石に無理がありすぎる?しかしプロレスラーは行儀が悪い者。それは棚橋が一番理解しているわけで…ファンの支持率度外視で自分の進むべき道のために強引にでも動く可能性は全然あるよなあ。

 

あと残されている道といえば…残されてるんだか最初っから無いんだかわからないけどクリス・ジェリコの存在ですな。6.9大阪で生まれた因縁。ここら辺はイレギュラーすぎてあてにするのは難しそうだけど、IWGPヘビーをある程度蔑ろにしてでも作ったモノですし簡単に無くなるかなあ、というか無かったことにしてほしくないまであるよね。ここら辺は10.14のモクスリーの結果も関わってきそうかも…?

 

なんにせよ昨年の1.4メインイベンター。何かしら大きな行動は起こすでしょう。急に本線にニュッと出てくることも考えつつ、棚橋弘至には要注目ですね。

関連?記事↓

kigaru-pd7.hatenablog.com